プロダクト
あなたの音声入力はどこへ行くのか
Arion は音声をあなたのコンピューター上で認識します。デバイスに残るもの、ネットワークを使うわずかな場面、そして自分で確かめる方法を説明します。

音声入力は、オンのあいだ話したことをすべて聞いています。だからこそ、どんな機能よりも大切な問いがあります。音声はどこへ行くのか。Arion の答えは短く、あなたのコンピューターに残ります。音声から生まれたテキストも同じです。
デバイスに残るもの
⌥ Space を押すと、Arion は音声をメモリーに録音し、コンピューター上のモデルで認識して、カーソルの位置に入力します。音声は進行中の音声入力のあいだだけ保持され、終わると破棄されます。下書きと修正も同じです。
Arion に教えた単語もデバイスに残ります。入力された単語を修正すると、次回からその修正が取り消し付きで適用されます。
承認済みと学習済みの語彙は AES-256-GCM で暗号化されます。鍵はデバイス上で生成され、macOS ではログインキーチェーンに、Windows では DPAPI で保護されて保管されます。1
ネットワークを使うもの
三つだけで、どれもあなたが話した内容は含みません。
| リクエスト | 送るもの | タイミング |
|---|---|---|
| モデルのダウンロード | 公開されたモデルファイルの要求。各ファイルは固定の SHA-256 ダイジェストで検証 | 初回利用前に一度 |
| アップデートの確認 | 内容やデバイス識別子は含まない | 自動。オフにできます |
| サインインとクラウド整文 | 認識したテキストと有効にしたコンテキスト。音声は送らない | サインインまたはプロバイダー接続時のみ |
モデルのダウンロード後、音声入力にネットワークは一切不要です。Arion にはクラウド音声認識もテレメトリーもありません。
自分で確かめる
Arion は AGPL-3.0 のオープンソースなので、この記事の言葉を信じる必要はありません。新しいクローンからビルドしてみてください。
git clone https://github.com/AstraFoundry/Arion.git
cd Arion
make install
make desktop-buildそのあと Wi-Fi をオフにして音声入力してみてください。ここに書いたことが正しくなくなったら、それはバグです。プライバシーのページと仕様2は、コードと同じ変更セットで更新されます。
脚注
-
鍵がない場合や整合性チェックに失敗した場合はエラーになります。Arion が語彙を平文で保存する方式に戻ることはありません。 ↩
-
リポジトリの仕様 005:プライバシー。 ↩
